見た目綺麗でも、中身が伴わないとねぇ~
何だか寒い日が続きますね。
この低温な天候不順は温暖化問題にとってプラスなのでしょうか?
現場。
外部工事が行われている。
写真の白い壁は、エボホームの特徴でもある「モイスTM」という耐力壁用の建材だ。
耐力壁面材は、地震の揺れに対し抵抗するためのもので、
枠組壁工法では筋交いになるものである。
ほとんどの耐力壁面材は、木っ端を接着剤でガチガチに固めたOSBなど
安価なものが多く用いられており、まぁ最終的に外壁を貼れば、何も見えなくなるので、
意外と軽視されているが、実際は非常に大切な部分と思う。
エボホームが長期優良住宅の基準の中でも難しい
「耐震等級2」をゆうゆうクリア出来るのは、実はこのモイスTMのお陰である。
ちょっとややこしい話だが、耐力壁面材には「壁倍率」という
強さを示す数値があり、その数値が安全性を測るための構造計算の基準となる。
その数値は
石膏ボード12.5ミりを「1」として
OSBはその3倍の「3」
そしてモイスTMは何と4倍の「4」である。。
要するに、壁全体に貼ったときに、
石膏ボード一枚分を家全体の壁に余分に貼った強さと言うわけだ。
そして何といっても、モイスは腐食に強いアルカリ質であり、
日本のような湿潤な気候では耐久性に問題があると
言われているOSBとはそこが大きく違う。
現場内部からも、白いモイスが見えている。
モイスは湿気を通さない合板と違って、
壁の中の湿気を外に出そうとする性質がある。
なので結果的に木材の耐久性を上げることにもなるわけだ。
モイスとOSBに水を吹き付けてみました。一目瞭然。。。
確かに見えない部分にコストをかけるより
内装など見える部分にコストをかけるほうが見た目は素敵なお家になる。
がしかし、、
その前に見えなくなってしまう大切な構造体に
十分な耐久性を検討した上で建てないと
長いローンを組んで建てた念願のマイホームも
ローンが終わらないうちに、又ローンを組むはめになる予感。。
話は全然変わりますが・・
いやーー、
もう男性でも女性でもどうでも良いけど
何回聞いてもこれ気に入ってます。
特に最後のほうでLost in Hollywoodが出てくるところが大好きです。
うまいですねぇ~