日本人はずっと洗脳されていた。。。ピオニア。
雑貨Revoで長年売れ続けている「子供たちの姿勢を守る椅子」アップライトという椅子がある。
その販売元・豊橋木工の近藤社長が、アップライトと同じデザイナーの朝倉さんと組んで作ったのがこの椅子、ピオニアだ。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という日本語の美しい言葉からその名がついた。

日本の食卓文化は長いことちゃぶ台だった。その後、海外から椅子の文化が入ってきてダイニングテーブルの時代になった。しかしその歴史はそんなに長くない。
そしてダイニングチェアというのは、ハンスウェグナーのYチェアに代表されるように海外から来たデザインをベースに作られたものがほとんどだ。
テーブルの天板高さは70cmが標準で、椅子もそれに合わせて、身長170cm以上の大柄な外国人が基準になっている。
そんなガブガブの椅子に日本人の、特に小柄な女性が座るとどうなるかというと、、、、
かかとが浮いて足がつかない。背中が背もたれに届かない。そんなことが当たり前に起きている。
でもそれ以外の椅子に座ったことがないから、みんなそれが普通だと思っていて、合っていないこと自体に気づいていない。これが現状だ。
朝倉さんが考えたのはシンプルなことだった。
155cmの日本人女性が、足の裏全体を床につけて、背中をちゃんと預けて、姿勢よく座れる椅子をつくろう。
背板は上下左右の3D立体成形で背中を柔らかくホールド。座面は一般的なチェアより少し浅く、手前にアールをつけることで太ももへの圧迫をなくした。座るとどんな姿勢が正しいかを椅子が教えてくれる。
実際に僕(178cm・デブ)が座ると、背中は気持ちいいが足は地面にベタ着きすぎてちょっといまいち。まあ体系が規格外なので当然だ。
感覚値として155cmを中心に170cmくらいまでの普通の人が本当に気持ちよく座れると思う。

もうひとつありがたいのは、座面がカバーリング仕様になっていること。
ファスナーを外して洗濯できる。ファブリックの柄も北欧風でかわいいものがあって、たまに気分転換に変えるとずっと使えて楽しいと思う。
最初から長く使い続けることを考えて設計されたやさしいデザインです。
春の雑貨Revoオープン時にこの椅子を展示します。
ぜひ座りに来てください。今まで自分がどんな椅子に座らされていたか、たぶん初めてわかると思います。
「前からこうだった」
「いつもこうしてる」
「みんながそうだから」
サラリーマンにありがちな、そういう「固定概念」は捨てないとダメですね。
昨日は昨日、今日は今日、昨日と違うし、明日も違う。
昨日と今日が同じ事って安心ではなく退化して不安だという思考が大切です。
気が付いていないだけで、きっと椅子以外にも洗脳されていそうだ。










